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ビジュアル広告デザインの移り変わり(後編)

今日は「ビジュアル広告デザインの移り変わり(後編)」として、2018年から直近2020年、また今後のトレンドについて見ていきたいと思います。

米国で広告ディレクターとして活躍するSonoda氏のレポートには、今後ますますオンラインとオフラインの行き来が自然になり、

それぞれの良さを融合していくOMO(Online Merges with Offline)時代を考える上での多くのヒントが含まれており、とても参考になります。


1.2018年「デュオトーン」や「グリッチ効果」の流行

・ノスタルジックなトーンに仕上がる「デュオトーン」や「グリッチ効果」がデザイン界を席巻
・多重露光を多用したグラフィックが流行

個人的には、見やすさとデザイン性の両立が完成された年が2018年だと感じます。

アメリカのファッション界で8mmカメラがブームになったこともあり、レトロ感を感じさせるデュオトーンやグリッチ効果が誕生し、

シンプルな中にも洗練されたデザインを実現したグラフィックが多く見られるようになった1年です。

メインコピーやタイトルなど、デザインの中で目立たせたいテキストを大きく掲載し、詳細説明などをフレーム部分に掲載することで、

見た目の美しさを損なわず、広告テーマをビジュアルと大きなタイトルで訴求する広告が増えました。

2.2019年「大きな余白」や「ビビッドカラー」の展開

・余白を大きく取ったデザインが流行
・ビビッドカラーが色調のメインストリームとなる
・蛍光ネオン風のデザインが露出を増やす

2019年は余白を意識したデザインが増えた一年です。

余白を多用することで、ビジュアルインパクトを残し、コピーで最も伝えたい一つの要素を瞬間的に訴求できるデザインが主流となりました。

また、カラートーンにはビビッド化が見られ、FIFAなどの世界的テレビゲームのキービジュアルにも採用されるほどのトレンドとなりました。

過去のレポートで伝えていた「消費者をダイレクトに商品ページへ遷移させるバナー」が誕生したのも2019年ですので、グラフィックの一瞬の訴求効果を追求したビジュアル広告の年と言えます。

3.2020年「ラインアート」と「コントラスト」

・ラインアートが存在感を増す
・デザインのネオン感を上げるため、背景とのコントラストを最大限に活かすビジュアル広告が流行

2020年は「ビジュアルの一瞬の訴求効果」をさらに高めるため、デザインのメインパートと背景のコントラストを最大限拡大したビジュアルがメインストリームとなっています。

この訴求要素を最大限活かせるのがネオン調の文字であり、とくにスポーツや男性向け、10~20代の女性向けデザインには多用されているトレンドです。

4.今後のビジュアルデザイン広告

オンラインとリアルの住み分けがより顕著になるこれからの社会では、

ビジュアルデザイン広告そのものもデバイス向けとリアル(ポスターやビルボード)で、より差別化がなされ、それが消費者にとって普通の光景になっていくのではないでしょうか。

現に、モバイルファーストの波に乗り、シンプル化が図られた2014年から比べて、少しずつグラフィックアート寄りに戻りつつあるのがビジュアル広告の流れですので、

2021年には、同じブランドや商品の広告であっても、媒体によって世界観そのものが異なる広告デザインが誕生しても不思議ではありません。

広告ディレクター
Sonoda Kazuma


2018年以降は、デザイン上のいくつかの目的や機能を上手に両立、統合させながら、広告グラフィックとしての一瞬の効果を高めていく進歩を遂げていることが分かります。

2014年からの変遷を見ても、ビジュアル広告デザインのコンセプトをアップデートしながら、

常に変化を起こし新しい価値を生み出すチャレンジがされており、こういった姿勢や視点は自身のマーケティング活動においてもとても大切だと改めて感じることができます。

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